サラリーマンの給与は、企業が顧客から得た報酬から企業の利益や株主への配当金、各種経費などを差し引いた残りから支払われます。フリーランスになると、それらも全て自身の収入になるため、サラリーマン時代よりも収入が増える場合があります。
またIT業界の場合、自宅にPCさえあればリモートワークという選択肢が取れるクライアントも多く、さらに納期さえ守れば良いという仕事の場合は勤務時間の拘束もないため、子育てや親の介護等との両立や海外への移住といった自身のライフスタイルの変化に合わせて、時間も場所も自由な働き方が可能となります。
しかし、フリーランスは企業という看板を持たないため、自分自身のスキルや人柄などでクライアントから信頼を勝ち得て仕事を獲得しなければなりません。その仕事も、クライアント側で突然無くなる事も少なくないため収入が安定しない現状があります。
フリーランスとして成功するにはクライアントの要望を汲み取って仕事を進める高いコミュニケーション能力とITスキルが必要になります。
また、仕事を複数の企業から少しずつ受けることで、契約を打ち切られた時のリスクに備えておくことも大切です。なかなか大変な仕事のようにも思えますが、最近ではIT系のフリーランスを対象に案件を紹介するウェブサービスも始まり、今までよりも仕事を得ることが容易になっています。
そして、複数の言語のプログラミングを習得するなど自身のスキルアップに精力的に取り組むことで高単価な仕事をする機会も増えるため年収1000万円もけして夢ではありません。そんな夢のある生き方をしてみるのもいいかもしれませんね。